2021/05/28
お疲れ様です。SNSの永田です。
車の基本的な点検にて、皆様はご存知のタイヤのスリップサインですが、意外に「じゃあどれだけ減ったらアウトなの?」という方もいらっしゃると思います(私がそうです)ので、今回ご紹介したいと思います。
スリップサインとは、残り溝の深さ1.6mmを示す目安です。
タイヤがすり減ると溝がなくなり、スリップサインが出ます。
タイヤの摩耗による使用限度は残り溝深さが1.6mm以上と決められています。
スリップサインが1箇所でも出ると使用してはいけないことが法律で定められています。
溝が浅くなると〈雪柱せん断力〉や〈エッジ効果〉が低下し、駆動力、制動力が不足し、制動距離の増大化につながります。特に雨の日の高速道路等では、タイヤと路面の間の水をかき出す力(排水性能)が低くなり、タイヤが浮く状態になることで、ハンドルやブレーキが効かなくなるハイドロプレーニング現象が発生しやすくなります。
以上です。滑るだけでも、荷崩れの心配も有りますので、気をつけていきたいと思います。
来週も落ち着いて、運行前は一呼吸お願いします。